弊社も新年度を迎え6月には13期目となります。
昨年度末は大きな工事で4工事が無事に竣工を迎えました。
そのうちの1工事である、浪江町のT川河川災害復旧工事です。
一昨年の台風19号で被災した河川の災害復旧工事であり、大きく2工区に分かれた工事で既設護岸がむき出しの状態の場所や、民家裏が崩壊している状態でした。
作業走路の造成、既設構造物の撤去、施工ヤードの確保と本工事前の準備に約2カ月間を要しました。
被災した河川なので一定量を超える降雨の場合は容赦なく水位が上がり苦労して確保した施工ヤードを流してしまいます。そんな不安と隣り合わせの中、できる限りの仮設を行い本工事に臨みました。
施工中に天災に見舞われた部分はありましたが、無事に無事故無災害にて完工しました。
常務取締役 伊藤 裕介
工事期間中に大雨で仮設道路が流されたり、震度5弱の地震で施工中の護岸に影響が出たりと、改めて自然の恐怖を実感する工事となりました。
20年近くこの業種に携わっていますが、同じ工種でも現場条件が変われば全くの別物になります。それが飽きることなく仕事に接することができるこの業種の魅力だったり、経験だけでなくイメージすることでクリアにすることが面白いなと日々実感しながら業務に取り組んでいます。
事故なく無事完工まで施工していただいた協力会社のみなさん、資機材を納入してくださった方々、その他応援してくださった皆様に改めて感謝と御礼を申し上げます。