先月にまた1つの工事が完成を迎えました。
この工事は車両1台分しか通ることが出来なかった道路を、並行して流下している河川側に拡幅して片側2車線を確保しようという工事で、台風19号の災害復旧と含めて発注された工事でした。ちなみに、昨年完工している同じく南相馬市原町区の道路改良工事と同時期発注された工事となります。
河川内で作業するための通路を作成し、河川の流下を妨げることなく作業スペースを確保して護岸工事を行いました。河川の流下速度も速く、一定の降雨量を超えると作成した作業スペースに浸水してしまうという高難易度の工事でした。
護岸工事完成後に道路拡幅のために盛土・道路工事へと移っていきました。
高難易度の工事ではありましたが、現場担当者を中心に協力し合い、無事に無事故無災害にて完工しました。いろいろな要因があって時間がかかった工事でしたが、弊社としても自信となった工事でした。
現場担当者:南相馬出張所長 河合 大輔
当工事はダムの管理者から着手許可がなかなか下りず、待機期間も合わせると計2年少々滞在しました。現場付近は携帯電話の電波が届かずいろいろと苦労しました。
施工についてはみなさん熱心に相談、協力していただき、無理難題も乗り越えられたことが、無事故無災害で完工を迎えられた大きな要因かと思います。みなさんが仲良く笑顔で仕事が出来ていたのも大きかったと思います。
この2年間でたくさんのことを教わり成長できたと感じております。これを今後に活かせるよう引き続きがんばっていきたいと思います。
たくさんの方にご協力いただき大変感謝しております。ありがとうございました。